浸漬型膜モジュール・膜エレメント

Immersion Membrane Modules

画像:浸漬型膜モジュール・膜エレメント1
  • 06 安全な水とトイレを世界中に
  • 12 つくる責任 つかう責任

当製品はSDGsのうち上記目標に貢献しています

画像:浸漬型膜モジュール・膜エレメント2
  • 06 安全な水とトイレを世界中に
  • 07 エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 12 つくる責任 つかう責任
  • 13 気候変動に具体的な対策を

当製品はSDGsのうち上記目標に貢献しています

「浸漬型膜モジュール」はGSユアサメンブレンが独自に開発した精密ろ過膜(メンブレンフィルター)を使用した槽浸漬型の大容量膜ろ過モジュールです。
浸漬型膜モジュールは、水槽に浸漬した精密ろ過膜で原水を固液分離することによって、バクテリアや微粒子を除去し、安定した水質の処理水を得ることができます。

特長

  • 省スペース
    • ・沈殿池、ろ過機不要、全体の設置面積を削減
    • ・高負荷運転が可能
    • ・膜体積効率が高い
  • 省エネ
    • ・独自のエレメント構造により低圧力で膜分離が可能
    • ・吸引ろ過又は重力ろ過により動力費節減
    • ・エレメントの補強枠が耐久性を向上させ長期運転が可能
  • 維持管理が容易
    • ・精密ろ過により処理水質が安定
    • ・エアレーション洗浄により膜面を洗浄し、ろ過性能を長期間維持
    • ・一枚の交換、取扱いが容易
  • 高濃度運転が可能
    • ・中空糸膜と比較し、高濃度液中での運転が可能
    • ・汚泥の濃縮用途にも使用可能

用途

  • 半導体工場排水処理
  • 一般工場排水処理
  • 用水浄化プロセス
  • 有機排水処理(MBR)

本用途に関しては㈱クボタ 液中膜のご紹介となります

クボタ液中膜

仕様

浸漬型膜エレメント

型式 材質 有効膜面積
m2
外形寸法
mm
公称孔径
μm
標準ろ過
流束
m/day
使用温度
範囲
°C
使用圧力
範囲
kPa
使用 pH域
範囲
pH
膜材 基材
TC 10A05H メンブレンフィルター:
塩素化ポリ塩化ビニル、
ショ糖脂肪酸エステル
スペーサー:
ポリプロピレン
または
ポリエステル

支持体:
PVC、ABS、ポリプロピレン
ポリエチレン
テレフタレート
0.8 W490×
H1000×
T6※1
0.25 0.2〜1.0※2 0〜40※3 -49〜0 3〜10
TC 10A05S W490×
H1000×
T7.5※1
TC 05A05S 0.4 W490×
H490×
T7.5※1
TC 03A02 0.1 W240×
H340×
T7.5※1

浸漬型膜ユニット

型式 膜ユニット 外形寸法
D×W×H(mm)
枚数 膜面積(m2
TC10A05-50 50 40 792×600×1,520
TC10A05-75 75 60 1,142×600×2,020
TC10A05-100 100 80 1,494×600×2,020
TC10A05-125 125 100 1,846×600×2,020
TC10A05-150 150 120 2,205×600×2,020
TC10A05-200 200 160 2,925×620×2,020

エレメント:TC10A05 型用

1外形寸法は改良のため予告なく変更することがあります。

2ろ過流束は使用条件により変わることがあります。

3凍結しないこと。

浸漬・膜分離方式

浸漬型膜モジュールは、膜エレメントを水槽内に浸漬し、吸引又は重力によるろ過を行います。
膜面では縣濁粒子がダイナミックろ過層を形成、さらに槽内下部からの工アレーション洗浄が膜の閉塞を防ぐため、高濃度排水中での長期運転が可能になります。

画像:浸漬・膜分離図

活性汚泥処理設置例

画像:活性汚泥処理設置例

膜モジュール構造

画像:膜モジュール構造

半導体ウェハー切削排水・研磨排水処理フロー例

画像:研磨排水処理フロー例

膜エレメント

外観及び特長

  • 独自のエレメント構造により低圧力で運転可能
  • 一枚毎の交換、取扱いが容易
  • エレメントの補強枠が耐久性を向上させ長期運転が可能
画像:膜エレメント