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当社は、2002年に株式会社ユアサコーポレーションの膜システム事業部門を分社し、設立いたしました。
当社の事業のはじまりは、湯浅電池株式会社(現 株式会社 GSユアサ)が開発した鉛蓄電池用セパレーターを精密ろ過フィルターとして事業化した1960年代にまでさかのぼります。
日本でメンブレンフィルターをいち早く製品化し、今日まで分離・精製・浄化などを目的とした様々な分野で広くご利用いただいてまいりました。
この間、お客様の技術革新と新たな製品開発に役立つ膜製品を提供できたことを自負しております。
環境問題への関心が高まるにつれ、膜を使用した環境配慮型製品のニーズは年々増加傾向にあり、とりわけ水は、世界的に重要な資源として認識され、将来にわたって多くの国・地域においてその重要性はより一層高まっていくと考えられます。また、近年においては、膜を利用した環境浄化や水処理方式への関心が高まっており、需要は着実に成長しております。
当社も排水処理を中心とした膜製品を市場に投入し、これらの需要にお応えする事によって、社会に貢献し、お客様からの高い信頼を得ておりますとともに、当社が得意とする膜の技術は、水処理のあらゆる分野で困難な問題を解決するコア技術として大きな期待を寄せられております。
このような社会環境の中、膜技術による水の浄化、リサイクルを最重要テーマと位置付け、当社は膜製品の開発、供給を通じて地球環境にやさしく、人々のくらしの調和に貢献してまいります。
より積極的かつスピーディーな事業展開によってこのテーマを追求し、社会に貢献できる企業を目指して、従業員一同鋭意努力してまいります。
今後ともより一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
取締役社長
磯部 敬一